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スタートアップカフェ

2021年09月29日

【イベントレポート】7/19開催 STARTUP CAFE vol.05 起業のHOW 1/3

起業・創業を身近に感じることができる場としてスタートした「長野スタートアップカフェ」。自身の生き方や働き方の選択肢の1つとして、起業・創業を考える機会を提供していきます!2021年7月開催の今回は、『起業のHow?』と題し、起業者、起業を考えている方など総勢19名で、起業にまつわるディープなディスカッションを行いました。
場所は起業家達をバックアップしてきた、長野市初のコワーキングスペース(2014年開設)CREEKS COWORKING NAGANOです。

イベントの様子を全3回でお伝えしています。part2はこちら、part3はこちらからご覧ください。

企画・進行


古後理栄 株式会社CREEKS(代表取締役)
工学修士 MBA
2014年に長野市初のコワーキングスペース「CREEKS COWORKING NAGANO」を開設。
長野県信州アクセラレーションプログラム他、起業支援プログラムを多数運営。地元企業の新規事業立ち上げサポートなどに取り組んでいる。自身もこれまでに4法人・団体の立上げ運営に携わり、20以上の新規事業に取り組む。

池上隼人 株式会社CREEKS(事業アドバイザー)
2008年サムライインキュベートの創業メンバーとして参画。以来、新規事業責任者として事業売却、経理、人事業務などのバックオフィス業務を務める。2012年より同社執行役員COO。事業戦略と組織作りに従事。その後、データサイエンス会社の執行役員を経て、現在は複数のスタートアップでアドバイザーとして事業面や組織運営のサポートに取り組む。

ゲストスピーカー紹介

今回はパネルディスカッションのゲストスピーカーとして、現在急成長しているサービスを展開中の起業家2名に登壇いただきました。

井上隆太朗氏(画像右手)
株式会社井上寅雄農園 代表取締役
「農業の課題を0に → 農業を加速する」をコンセプトに農業界初のスキルシェアサービス“アグティー”や、農業動画まとめサイト“ファーム・ラン”を運営

小池祥悟氏(画像左手)
ICS-net株式会社 代表取締役
「世界の食品流通をRe-designする」という経営指針を掲げ、2019年10月に本格稼働させた食品原料Webサービス「シェアシマ」を運営

今回は、Webサービスを展開するお二人にざっくばらんに起業についての質問をぶつけてみたいと思います。その中でもさらに印象に残ったお話をピックアップして、ご紹介いたします。

質問①
ー現在農家さんに向けて、「農業の困りごとを解決するサービス」を展開している井上さんですが、その事業の当初の狙いと実際はどのような違いがあったのですか?

Must haveなサービスを 井上さん

自分が農家なので、自分があったらいいなと思う機能をリリースしたのですが、半年リリースして、それはMustなものではなかったということに気づきました。最初リリースして時は、「絶対世の中に必要だ」と思ってしたのですが、意外と農家さんが冷ややかで「本当に必要なの?」というフィードバックを頂きました。農家さんのお声を聞くと、農業では無料で解決できる課題がリアルにあるということに気づきました。今後は、お金を出してでも解決したい課題を洗い出し、Must haveなもの「なくてはならないもの」をサービスにしていきたいです。

質問② 
起業して4年目になる小池さんですが、これまでの起業の流れを振り返ると何を最も重要だと感じていますか?

次のステップに進む覚悟 小池さん

楽しいことも辛いこともある3年間でした。いろいろなことが起こっていく中で何を一番大事にしなければいけないのか、家族・仕事・働く同僚・お金なのかをある程度年齢が高くなってから起業すると、取捨選択できないですよね。何が大事なのか聞かれるとわからないです。(笑)

ー深いですね

自分は次のステップに進もうと思えば、そういう人たちに出会うし、ヒントももらえます。それまでの2年半の間は、自分のできる範囲でやっていました。次の一歩、次の一歩と進んでいくと、結局今につながるのですが、いろいろなことが起こったかなという感じです。恐れず行かなきゃいけないし、自分でそこに飛び込まなきゃいけないし、飛び込んだからには覚悟がないといけないと感じた1年間でした。

今回は起業に関わらず人生にもかかわる深い内容までお話していただきました。

起業したからこそわかることがあり、起業して何年かたった後にやっと気づくこともある。また、自分で起業したからこそ何を顧客が求めているのか、サービスがよりよくなるにはどうすればいいかを追求できるではないかと思いました。そして、それらが企業の実績として蓄積されるのはもちろん、自分の人生の経験となることが何よりも財産だと感じました。