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2022年02月17日

【イベントレポート】1/12開催 企み特区vol.6 〜今月の話題は「ローカルマーケット」〜

「企み特区」

長野で何かを企画している人と、企画したい・応援したい人が集まる月1回のイベント、「企み特区」。
長野に移住してきた人・大学生・地元の人など、職場や学校とは違った新たなヒト・モノ・コトにつながるキッカケを毎月ゆるくつくっていきます!

vol.6となる今回は、「ローカルマーケット」をテーマに3名のプレゼンターを迎え、学生・社会人と総勢10名で開催。

〈イベントの流れ〉
1.アイスブレイク/参加者の自己紹介
2.プレゼンテーション1(KENDAI MARCHE/小宮山 文登さん)
3.プレゼンテーション2(heres market/荒井 健次さん)
4.プレゼンテーション3(善光寺びんずる市/箱山 正一さん)
5.感想共有

プレゼンテーション

今回、『ローカルマーケット』をテーマに長野市で開催されているマーケットイベントの発起人3名を招き、熱い想いを語って頂きました。長野にこんなマーケットあったのかと驚きの声も多く聞くことができました!
各イベント情報や詳細は、リンクをご覧ください。

1.KENDAI MARCHE

小宮山 文登(こみやま あやと)さん

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長野県立大学 グローバルマネジメント学部1年。
山梨県出身。進学のため、2021年4月に長野へ。マルシェの運営をする傍ら、長野市西後町にオープン予定の「R-DEPOT」でインターンとして移住創業支援事業から、併設カフェのお手伝いまで幅広く活動している。
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〈はじめたキッカケ〉

高校生時代に個人プロジェクトを行ったり、生徒会に所属したりと様々な活動を通して企画・運営に関して興味を持ったそう。
何かしたい人のプラットフォームを創るをコンセプト「KENDAI MARCHE」をはじめたとおっしゃっていました。現在は、長野県立大学の学生7名で運営していているとのことです。

〈これから〉

今後小宮山さんは「KENDAIMARCHE」を、街の人皆が、「ここに来れば楽しい!幸せ!」と感じられる場にしていきたいそう。何か表現できる場でもいいし、ハンモックを広げゆっくりする場でも、何でもOKな自分らしくいられる場所を作りたい、と話していました。また小宮山さん自身大学生でもあるため、学びの場としてここでの経験を通して課題を発見し、参加してくれた方にも刺激を受けてもらえる場になるように試行錯誤しているとのこと。

今後の課題としては、資金面も含め事業・運営スタイルをどうしていくか。今までは大学側から補助金を出してもらっていたそうですが、これがなくても自走していけるように取り組めたら、とのことです。

次のステップとして、自分のオフィスを持ちたい、と話してくれました。将来はこの経験を活かし、地元の山梨も盛り上げていきたいそうです。そして、一つの枠組みに囚われることなく、常に楽しいことをしていきたいと話してくれました。

KENDAI MARCHE公式インスタグラム

2. heres market

荒井 健次(あらい けんじ)さん

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インテリアショップ「Ph.D.」(フッド)代表。
長野県東御市に2016年に物や社会の持続可能性にフォーカスしたデザインスタジオを設立。2020年には、長野市に独自の感性が漂うビンテージ家具の倉庫「Ph.D.stock hue」をオープン。また、同年にカフェ「North South East West」とアウトドアショップ「NATURAL ANCHORS」と共に運営するイベントスペース兼ギャラリー「Lighthouse」を立ち上げる。
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〈はじめたキッカケ〉

「創造性」「EnjoyCreativity」をコンセプトに、県内外からクリエイターが集まるマーケットイベント「heres market」。コロナ禍で時代が変わってきている中で、人間の根本となる「創造性」が必要になってくるのではないかという想いの中、地方でも何かできるのかもしれないということからはじまったそう。それぞれ個性を持ってきて欲しいという想いを込めて「here」の複数形で造語を作り「heresmarket」が誕生したとのこと。

企画・運営は、長野市内にある「North South East West」(カフェ)、「Natural Anchors」(アウトドアショップ)、「Ph.D.stock hue」(インテリアショップ)の3社と、東京でも様々なイベントを仕掛け活躍されている塚本太朗さん。

〈これから〉

今後は長野市や地元のクリエイターとさらに関わっていきたいそうで、一緒に何かを企画・実施し、共に作り上げていく活動にも力を入れていきたいと話していました。

また、マーケットの運営費用は協賛と入場料で担っているそうですが、今後は協賛者を増やし、ボランティアや協賛者にもっと還元していきたいとのこと。さらに、SNSを用いた広報や通りすがりの人にもわかりやすいアートディレクションにも力を入れ、多くの方に知ってもらいたいと話してくれました。
このイベントをきっかけに、たくさんの人に刺激を与えて、長野市への移住促進や活性化に繋げられるような試みをしていきたいとのこと。

heres market公式サイト

3.善光寺びんずる市

箱山 正一(はこやま しょういち)さん

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箱山ふとん店取締役4代目/長野市議会議員
長野市出身。進学のために上京し、そのまま就職。その後、地元に戻り創業100年以上の家業である布団店を継ぐ。代表取締役を勤める一方で、「長野市をもっと誇れる場所にしたい!」という想いから、長野市議会議員としても活躍している。
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〈はじめたキッカケ〉

元々サラリーマンとして12年間勤めていた箱山さん。家業であるふとん屋を継ぐために地元に戻ってきたそうです。はじめは、自分たちが楽しければいいという気持ちで「西之門市」というマーケットを毎月第4日曜日に細々と開催していたとのこと。

その後、この活動が善光寺の住職の目に留まり、善光寺境内を活用した記念イベントをやって欲しいとオファーを受け、「善光寺びんずる市」が誕生。毎月第2土曜日に開催するようになったそう。

「あなたが作ったものをあなたが売りに来てください」をコンセプトに、趣味からはじめたママの手づくり品からプロのクラフト作家たち、中山間地の農家さんや、これからお店を出そうしている方まで、さまざまなジャンルの方が繋がれる場となっているそうです。

〈これから〉

今年で10年目となった「びんずる市」。今後は出店場所を善光寺境内のみならず、城山公園や長野県立美術館に範囲を広げて開催していくそう。また2021年にはグッドデザイン賞を受賞、さらに2022年には「びんずる市」は株式会社になり、とある会社とコラボする話まで決まっているとのこと。

善光寺という観光地をマーケットと絡めることで新たなコミュニティの場にし、にぎわいをみせるイベントとしての役割のみならず、日常に溶け込むマーケットにしていきたいそうです。
またこの取り組みを通して、失われつつある地域の繋がりを取り戻し、世代を超えた人々の出会いや県を超えた繋がりもつくっていきたいと話してくれました。

びんずる市公式サイト

最後に

6回目となった企み特区。「マーケット」を通して地域の課題を真剣に考えているゲストに刺激をもらい、「NAGANO」の魅力を再発見したり、ポテンシャルを感じることのできる時間になりました。

次回の開催

次回は、3月9日(水)@シソーラスにて開催予定です!皆さんのご参加お待ちしています♪