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2021年10月29日

【イベントレポート】10/13開催 企み特区vol.3 〜今月の話題は「ローカルとテクノロジー」〜

「企み特区」

長野で何かを企画している人と、企画したい・応援したい人が集まる月1回のイベント、「企み特区」。
長野に移住してきた人・大学生・地元の人など、職場や学校とは違った新たなヒト・モノ・コトにつながるキッカケを毎月ゆるくつくっていきます!

vol.3となる今回は、「ローカルとテクノロジー」をテーマに2名のプレゼンターを迎え、学生・社会人総勢約20名で開催。

〈イベントの流れ〉
 1.自己紹介
 2.プレゼンテーション1&問い
 3.分科会&学びの発表
 4.プレゼンテーション2&問い
 5.分科会&学びの発表
 6.感想の共有

プレゼンテーション&問い、そして学び

自己紹介を終えたところで、早速一人目のプレゼンテーターによるプレゼンテーションと参加者への問いを発表いただきました。
その後、グループに分かれて問いについて話し合い、得た「学び」を全員で共有しました。

1. シェアサイクルプロジェクト

吉川 遼(よしかわ りょう)さん

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長野県立大学グローバルマネジメント学部3年。
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〈これまでの活動〉

仲間とやりたいこと探しをしていた際、長野駅周辺の移動手段の少なさをどうにかしたいと考え、「シェアサイクルやってみようか!」という話に。
もしシェアサイクルがあれば、車を所有していない(東京と長野など)二拠点生活をしている方が利用できたり、長野駅に来る観光客に裏通りにある隠れた名店に訪れていただくこともできる、と考えたそう。


しかしプロジェクトを進めていく中で、電動アシスト自転車や電子決済機能を導入するのにコストがかかること、そもそも需要はあるのか?という問題があり、地区の方からは厳しい意見をいただいたのだそう。
そして、そうこうしているうちに新型コロナウイルスが流行し、プロジェクト自体が一旦中断になってしまった、ということでした。

〈参加者と一緒に考えたい問い〉

このプロジェクトへの取り組みを通して、資金面のハードルよりも、「学生が大きなことに挑戦する際に、覚悟を決められるかどうかが大切」だと感じたと話す吉川さん。
そこから「学生が大きな企画を考え、実行したいと思った時、どうすれば覚悟を決められるか」、参加者の意見を聞いてみたい、と問いを投げかけられました。

〈分科会での学び〉

「学生が決断して動くことはやはりそこそこ難しいことであり、学生がやること自体がすごい。学生に、やってみなよ!と言って、支援してくれる大人を見つけたり、たくさん失敗してもいいから声を発すること、チャレンジしたりすることが大切」と背中を押してくれた大人側の参加者。
これを受けて学生側の参加者は、こういった背中を押してくれる大人がいてくれることで、「やりたいことをやってもいいんだな!」という気持ちになった、という意見が上がりました。

2. 月面探査プロジェクト

中島 紳一郎(なかじま しんいちろう)さん

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株式会社Dymon代表取締役。
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〈活動と今後のビジョン〉

PROJECT YAOKI

「七転び八起き」に由来し「YAOKI」と命名した月面探査機を開発、2022年には月面探査を予定している「プロジェクトYAOKI」に取り組んでいる。特許出願やYouTube撮影なども全て自身で行い、NASAとの契約に繋げたそう。今後はロボとヒトとの共生を目指して、このプロジェクトを進めていく方針。
また会社の事業としては、月面探査・地上ロボット・教育エンタメの三本柱で展開させていきたい、と語ってくれた。
最後には標語も。「長野には海はないけど宙(そら)はある」

〈参加者と一緒に考えたい問い〉

自身が生まれたこの門前界隈から、大きなプロジェクトを生み出した中島さん。今後の事業として掲げている、月面探査・地上ロボット・教育エンタメに関する新しい事業案や、「長野で、門前界隈で、何ができそうか」を参加者と一緒に考えたいとのことでした。

〈分科会での学び〉

大人チームからは、
長野から中島さんのような方が輩出されると県全体の機運が高まることから、今後も企業だけではなく、長野高専・県立大学・信州大学などの学生を巻き込んで、「長野でしかできないもの」を作っていけたら、という話になったとのことでした。

一方学生チームは、宇宙というテーマが大きかったのか、そもそも「夢中になれるものを見つけることが難しいよね・・・」という話をしていたとのこと。

それを受けた中島さんからは、
「夢中になれるものを見つけるためには、宇宙的な視野を持ち、枠に囚われない思考で考え、かつ周りの方と夢を遠慮なく話し合うことのできる風土があるということが大切ではないか」と答えられ、その言葉に皆が頷いていました。

(また、「この門前でシェアサイクルもいいけど、牛車を走らせたら面白いよね!」と提案してくれ、やはり発想力が違うな、と感じました。)

最後に

3回目となった企み特区。
今回は学生と大人の参加が同数くらいでした。
「大きなことにチャレンジする」ことについて、学生チームの背中を押してくれるような大人チームの姿が印象的でした。夢を語り合える風土がこの門前で作れたら・・・と思います。

次回の開催

次回は、11月10日(水)です。初のリアル開催の予定です!
ぜひ、長野を舞台にやってみたいことを共有しませんか?皆様のご参加をお待ちしております!