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企み特区

2021年10月01日

【イベントレポート】9/21開催 企み特区vol.2 〜今月の話題は「#地域課題とローカルメディア」「#地産地消」「#アウトドアをもっと楽しむ」〜

「企み特区」

長野で何かを企画している人と、企画したい・応援したい人が集まる月1回のイベント、「企み特区」。
長野に移住してきた人・大学生・地元の人など、職場や学校とは違った新たなヒト・モノ・コトにつながるキッカケを毎月ゆるくつくっていきます!

vol.2となる今回は、「#地域課題とローカルメディア」「#地産地消」「#アウトドアをもっと楽しむ」の3つをテーマに3名のプレゼンターを迎え、学生・社会人総勢約20名で開催。

vol.1同様、オンライン開催ながらも様々な背景の方々が集い、プレゼンターの問いかけについて意見交換をしたり、新しいアイディアを出し合ったりと、濃い1時間になりました。

〈イベントの流れ〉
 1.自己紹介
 2.プレゼンテーション&問い
 3.分科会(興味のあるテーマごとに分かれて実施)
 4.本日の学びの発表
 5.感想の共有

プレゼンテーション&問い、そして学び

自己紹介を終えたところで、早速3名のプレゼンテーターによるプレゼンテーションと、参加者への問いを発表いただきました。
その後、興味のあるグループに分かれて問いについて話し合い、得た「学び」を全員で共有しました。

1. 地域課題とローカルメディア

古島洋太(ふるしまようた)さん

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神奈川県大磯町出身。NHK長野放送局ディレクター(2020年長野局着任)。
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〈活動と今後のビジョン〉
NHK長野局開局90周年のキャッチコピー「あなたとつくる。あしたをつくる。」を掲げ、「地域共創」のローカルメディアを目指して地域課題に取り組む。
地域課題に直面する人々をバックアップ、そして地域の魅力アップを目指し、新番組「信州アッパーズ」を制作している。今後も地域ローカル局だからこそできる、一過性に過ぎない地域に寄り添った取り組みをしていきたいと語る。
(NHK長野放送局Twitter:@nhk_nagano)

〈参加者と一緒に考えたい問い〉
「番組に興味を持ってもらうには」「ローカルメディアが地域課題をテーマにできることは」「新たな取材先の紹介」などについて、参加者から意見を募り、それを番組作りに反映できたら、とのことでした。

〈分科会での学び〉
参加者から、長野で行われている様々なプロジェクトを教えてもらえたそう。
また話し合いの中で、人が変わっていく過程=「ソフト」の面を、どう番組に反映するのか、という議題が出たといいます。テレビの世界では起承転結があるストーリーが好まれているが、結論が出ていないものでも取り上げていきたい・・・今後はその「余白」もうまく伝えられることができたら、と話してくれました。

2. 地産地消

藏方マリモ(くらかたまりも)さん

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沖縄県出身。長野県立大学食健康学科。
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〈活動と今後のビジョン〉
「OKURA~信州の野菜を食べよう~」
若い世代に信州産の野菜のおいしさを知ってもらい、地産地消を推進したいという思いの元、野菜販売会の開催や、手軽に料理できるレシピの紹介など、信州産の野菜の魅力を仲間と発信している。また、学生が農家や地域の人々と交流できるような場を作るべく活動中。
(Instagram:shinshu_oyasai)

〈参加者と一緒に考えたい問い〉
「農作物の生産者と消費者がもっと近くなるためには?」
地域の農家さんが作っている野菜を、もっと若い方に食べて欲しい!という気持ちで活動をしている藏方さん。生産者と若者を、物理的な距離ではなく、気持ちの面で繋がりを持てるようにするにはどうしたらいいのか。参加者の意見を聞きたいと問いを投げかけました。

〈話し合いでの学び〉
長野に住んでいる参加者からは、地元の農業関係の集いを教えてもらったり、農家の方とお祭りをやったらどうか、などの案を出してもらえたそう。
また参加者の中には、野菜を育てている農家の方のストーリーが聞きたい!という方もいたとのことでした。この話し合いで出た案を、今後の活動に生かしていきたいと話してくれました。

3. アウトドアを楽しむ

山岸杏子(やまぎしきょうこ)さん

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長野県の移住支援事業、おためしナガノに参加、現在東京と長野の二拠点生活中。株式会社サイバーエージェントWebプロデューサー。
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〈活動と今後のビジョン〉
「GEAR LOVERS〜ギアでつながるSNS〜」
昨今人気の高まるアウトドア。その魅力である「ギア(道具)選び」に注目し、自分とスタイルの近い人の使っているギアやレビューを共有できるサービス「GEAR LOVERS」を準備中。リリースに向けて仲間と取り組んでいる。

〈参加者と一緒に考えたい問い〉
「このサービスに投稿したい!と思うモチベーションをどう作ればいいか」
趣味で、グーグルマップに掲載されているお店の評価やレビュー掲載を、世の中に正しい情報を伝えたい!という気持ちで取り組んでいるという山岸さん。サービス利用者の、レビューを投稿したい!という気持ちを継続させるにはどうしたらいいのか、参加者の考えを聞きたいとのことでした。

〈話し合いでの学び〉
レビュー投稿は少しハードルが高いという人も、インスタグラムでさり気なくシェアするなど、ハードルを少し低くしてみること、
また投稿したら投稿しただけレベルが上がるなどのゲーム性を持たせたり、信頼できるキャンパーがわかるような称号をつけたりすることによって、やりがいを持ってもらうことができるのでは、という意見がでたそう。

最後に

2回目となった企み特区。
前回に引き続き、オンラインだからこそ!長野県内外からたくさんの方にご参加いただきました。長野県でやっている何だかおもしろいことについて、思いを共有したり、新しい発見があったり・・・今後も、ちょっと行ってみようかな!という会になればいいな、と思っています。

次回の開催

次回は、10月13日(水)19:00〜20:00開催です。
皆様のご参加をお待ちしております!